「子どもに何か習い事を、と思っているけれど、ダンスってどうなんだろう」——そんな親御さんに向けて書きました。
こんにちは。仙台のダンススクールBOOM代表のTAROです。小学生から中学生まで、毎週キッズのクラスを見ている立場から書きます。
ひとことで言うと、ダンスは手軽に始められるのに、得られるものがとても多い習い事です。この記事では、その理由を5つに分けて説明します。チームスポーツとの違いや、始める前に知っておきたいことも書きました。
おすすめ理由1. 1人からでも始められる
発表会「BOOM WOP vol.5」より
子どもの数が減って、地域によっては、チームスポーツのメンバーがそろいにくくなっていると感じます。野球やサッカーのように、人数がそろって初めて試合ができる競技は、どうしてもチームの事情に左右されます。
ダンスは、1人でも踊れます。チームを組むときも、2人から始められます。この先ダンスバトルにチャレンジするなら、1人で出場することもできます。
友だちと一緒に始めてもいいし、1人で始めてもいい。どちらでも成り立つのが、ダンスのいいところです。
おすすめ理由2. 特別な道具も場所もいらない
たとえばフィギュアスケートなら、専用のスケート靴が必要です。本格的に練習するには、スケートリンクに通うことにもなります。
ダンスは、ゼロから始められます。服はほとんど普段着で大丈夫で、用意するのは室内用のスニーカーくらい。練習も、家の中のちょっとしたスペースでできます。
そして、道具を使わないぶん、自分の体を思いどおりに動かす力がそのまま育ちます。体重をどこに乗せるか、どこで止めるか、どうバランスを取るか。ボールやラケットを操るのとは別の、体そのものの使い方です。
おすすめ理由3. いろいろな動きを経験できて、頭も使う
キッズクラスのレッスンの様子
ダンスの中には、たくさんの動きが入っています。
- 跳ぶ、回る、しゃがむ
- ピタッと止まる
- 手と足を別々に動かす
- 音に合わせてリズムを取る
子どものうちにさまざまな動きを経験することは、体と頭の発達にもよいと言われています。ひとつの競技の動きを繰り返すのとは違い、毎回いろいろな動きに出会えるのがダンスです。
さらに、振り付けを覚えるときは頭もしっかり使います。動きの順番を覚えて、音楽のどこで何をするかを考えて、それを体で再現する。体を動かしながら、頭も働かせているんです。
最初から特別な運動神経は必要ありません。どれも、続けているうちに自然と身についていくものです。
おすすめ理由4. スポーツと芸術、両方のよさがある
私は、ダンスはスポーツと芸術、両方のいいところを持っていると考えています。
体を鍛え、練習を重ねてできることを増やしていくのは、スポーツと同じです。一方で、同じ振り付けでも踊る人によって見え方はまったく違います。音をどう感じたか、どう表したいか。そこに正解がひとつではないところは、芸術に近いと思います。
だからBOOMでは、クラスの段階によって大事に見るポイントを変えています。はじめての子が多い初心者クラスでは、うまく踊れたかどうかより、思いっきり踊ろうとしているかを見ています。上のクラスに進むほど、その子らしさが踊りに出ているかどうかも大事にしていきます。
おすすめ理由5. 人前で踊る経験ができる
発表会「BOOM WOP vol.5」より
学校以外で、人前で何かを披露する機会は、意外と多くありません。
ダンスでは、レッスンの中でもその経験ができます。BOOMのレッスンでは、ときどき「プチ発表」をすることがあります。仲良し同士でチームを組んで、みんなの前で踊ってみる、という小さな発表です。
その先には、発表会やイベントなど、練習してきたものを見てもらう場もあります。BOOMでは発表会を続けて開いてきました。ただ、出るかどうかは自由です。出ない年は、観るだけで大丈夫です。
「人前に出るのは恥ずかしい」という子も、最初はたくさんいます。無理に出る必要はなく、自分のタイミングで大丈夫です。
チームスポーツとダンス、どう違う?
どちらがいい、という話ではありません。チームスポーツには、仲間と勝ちを目指すからこそ得られるものがあります。そのうえで、違いを並べるとこうなります。
| チームスポーツ | ダンス | |
|---|---|---|
| 始められる人数 | チームの人数がそろってから | 1人から(チームは2人から) |
| 道具 | ボール・ラケット・防具など | 動きやすい服と室内用のスニーカー |
| 競う相手 | 相手チーム | 昨日の自分 |
| 評価のされ方 | 勝ち負けがはっきりしている | 表現に正解がひとつではない |
| 体の使い方 | 競技に必要な動きを繰り返す | いろいろな動きを幅広く使う |
いちばん大きな違いは、ダンスは自分との戦いの面が大きいことです。相手とぶつかり合う競技ではないので、「隣の子より速く走れたら勝ち」のような、わかりやすい基準がありません。大事なのは、昨日の自分よりよくできたかどうかです。
子どものうちは、それを自分ひとりで考えるのは難しいものです。だからこそ、インストラクターが「ここがよくなったね」と伝えながら、成長を一緒に見つけていきます。
「勝ち負けがはっきりしている方が燃える」という子もいれば、「自分なりに表現する方が楽しい」という子もいます。お子さんがどちらのタイプかを考えてみると、選びやすくなると思います。
ダンスとほかのスポーツを両方続ける子もいます。ダンスで身につけた体の使い方やリズム感が、ほかのスポーツに生きることもあります。
ダンスを始めるきっかけと、知っておきたいこと
ダンスを始めるきっかけは、子どもによってさまざまです。どれにも当てはまらなくても大丈夫。始めてから、音楽やダンスが好きになっていく子もいます。
| よくある始めるきっかけ | 始める前に知っておきたいこと |
|---|---|
| 音楽が好き、気づくと体が動いている | 月謝のほかに、発表会や衣装の費用がかかることがある |
| 体を動かす習い事を探していた | 週1回でも、送迎は毎週のこと |
| チームスポーツが合わなかった | 上達のペースは一人ひとり違う |
| 友だちやきょうだいが踊っているのを見た | 最初の数か月は「慣れる期間」と考えておく |
費用については、ダンススクールの費用は月いくら?で、BOOMの実際の金額を全部公開しています。
よくある質問
運動が苦手な子でも大丈夫ですか? 大丈夫です。はじめての子のためのクラスでは、リズムの取り方や基礎のステップから始めます。進み方は一人ひとり違って当然なので、周りと比べて焦る必要はありません。
男の子でも通えますか? もちろんです。ほとんどのクラスに、男の子も通っています。
どのジャンルから始めればいいですか? 迷ったら、キッズのダンスでいちばんよく見かけるHIPHOPから始めるのがおすすめです。体験で、いくつかのジャンルを比べてみるのもいいと思います。
体験だけでも大丈夫ですか? 大丈夫です。体験だけで帰っても、もちろん問題ありません。
まとめ: 習い事にダンスを選ぶよさ
- 1人からでも、2人からでも始められる
- 特別な道具も場所もいらず、家でも練習できる
- いろいろな動きを経験でき、振り付けを覚えることで頭も使う
- スポーツと芸術、両方のよさがある
- レッスンの中のプチ発表や発表会で、人前で踊る経験ができる(発表会に出るかどうかは自由)
習い事選びに正解はありません。ただ、「チームがそろわない」「道具や練習場所が必要」といった理由で迷っているなら、ダンスはその心配がいらない習い事のひとつです。
仙台近郊で試す場所を探しているなら、BOOMの体験も選択肢のひとつにしてみてください。キッズのクラス一覧から、近くの教室を探せます。体験の予約は公式LINEからどうぞ。
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